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変形性膝関節症
変形性膝関節症
国内で約700万人を越す患者がいると言われており、
中高年の女性に多く「自分はもう年なのでしょうがない」
「杖を持つのが恥ずかしい」などの理由で治療が遅れてしまう
のが現状です。
五十肩やギックリ腰のように急に発症するのではなく、
初めは「何となく膝が重い」「階段を下りる時に膝がこわる」
など徐々に進行してゆきます。
症状が進めば「膝に水がたまる」「膝を真っ直ぐ伸ばせない
「夜間に痛みで目がさめる」など普段の生活に支障をきたします。
原因は膝を作っている大腿骨や脛骨の軟骨、大腿骨と脛骨の
間にあるクッションの役割がある半月板が長年にわたり膝を
使いつづける事によりすり減り、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の
筋力低下と重なって発症すると言われています。
膝軟骨は25歳を過ぎた頃から徐々に減り始めると言われ、
加齢とともに筋力の低下や肥満が症状を進行させてしまい
膝を酷使していた人(スポーツ・立ち仕事)や膝の骨折や
靭帯の損傷をなど昔に痛めている人はなりやすく何の理由
も無く発症する場合は生まれつき軟骨が弱く先天的な要因
もあります。
膝に痛みを感じたらまずは安静にし、冷やすのではなく
暖めるようにするといいでしょう。
捻挫などとは違い冷やすと血行が悪くなりかえって痛みを
強めてしまいます。
リウマチや偽痛風など膝自体原因ではなく、膝が痛くなる
病気があります、膝に違和感を感じたらまずは専門家の
指導を受けるようにしてください。
コンドロイチンやグルコサミンなどが膝軟骨再形成になる
とよく聞きます、確かに膝軟骨や半月板はコンドロイチン
やコラーゲンヒアルロン酸などの成分を含んではいますが
ほとんどは水分です。
楽になったと言う方もおられますが、全ての方に効果が認め
られる物ではありません。
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